民間保険について考えてみたお話
別に私保険屋さんではございませんのでそういう話ではございやせん
当たり前のことを書き記すのですが、保険加入検討中ならば加入前にぜひ一度読んでいただければ
民間保険
個人的に保険について考えるといつも思う事があるのです
保険とはそもそも『もしもの時の備え』なんですが
「何だか、もしもに期待していないか?」
医療保険
怪我や病気の備えとしての医療保険
入院したら1日あたり〇〇円とか
手術をしたら〇〇円とか
普段元気に過ごしているとあまり病気や怪我の辛さがピンと来ないんです
むしろ日々忙しくしているせいか
「何にもしたくな〜い」
「ゆっくりした〜い」
「たくさん寝た〜い」
こんな欲望から休養と療養を間違えてイメージしちゃうんです
「せっかくならたくさんもらえた方がいいかな」
「働かなくても働いてるのと同じくらい欲しいよな」
何だか不労所得的にイメージしちゃうんです
実際は『働かない』ではなく『働けない』なのですが
そもそもインフルエンザになっただけでもかなりキツイ
そんな時でも入院することにはならずに自宅療養です
入院なんてなったらドラクエだとHPが黄色です
多分しんどい、キツイなんてことに頭が回らないほどのダメージを受けているはず
全回復する前に退院ってことになるだろうし
退院して翌日すぐに仕事復帰できることもほぼ無いだろうし
何だか『もらえるお金』って所にだけなんか引っ張られちゃうんです
休んでもお金がもらえるって所に
生命保険
もし死亡した場合でもご家族に〇〇円残せますとか
団体信用保険なんかだと住宅ローンの返済がなくなりますとか
積立保険だと満期で〇〇円帰ってきますとか
「これだけあれば教育費賄えるな〜」
「これだけあれば妻が働かなくても大丈夫だな〜」
「住むところも残せるな〜」
「たくさん掛けとこっ!」
いやいや
もう死んじゃったほうが経済的に良いんじゃないかってことこなっちゃうし
自分自身死んじゃったら
残された家族が困ってようがなかろうが、幸せだろうが不幸だろうが
見たり感じたりもできないし
自分一人がどこか遠い国で生活するわけじゃ無いんだから
家族のことなんて想像すらできないし
何だか『もらえるお金』って所にだけなんか引っ張られちゃうんです
死んでもお金がもらえるって所に
反省
久しぶりに会った高校の同級生が保険営業の仕事をしているらしく
「保険やってるんだね、じゃあ『安心を売る』仕事だねっ!」
そんな友人が自虐的に言っておりました
「いや、『不安を煽る』仕事だよ」笑笑
失笑
資産形成の参考に見ていたYouTubeで言っておりました
「投資は投資!保険は保険!混ぜるな危険!」
自分の人生が上手くいくように
愛する人を守るために
様々な『もしも』を乗り越えていけるように
そんなつもりで考え始めて
それなのになぜか
「何だか、もしもに期待していないか?」
保険が必要な時は、人生においてマイナスな出来事が起きているはず
そんな人生は嫌だ!
そんなことをフワッと忘れちゃう
薄れちゃうんです
何だか『もらえるお金』って所にだけなんか引っ張られちゃうんです
保険の向き合い方
考え方、人生観は人それぞれですが
『確率が低くて損失が大きい』
そんなアクシデントに備えて保険を活用すると良いそうです
- 確率が高く損失が小さい → 貯金で対応(日常の擦り傷みたいなもん)
- 確率が低く損失が小さい → 貯金で対応(運が悪かったかなーの精神)
- 確率が高く損失が大きい → 近づいちゃダメ、関わらない(そもそも起きないように対策)
- 確率が低く損失が大きい → 保険で対応(瀕死の時の回復手段)
火災保険や自動車保険、賠償系の事案の保険とかですかね
蓄財が全くなく家族がいるなんて場合は色々必要かもです
加入すると月々の支出も増えますし、保険貧乏なんてことにならないように
最小限で対策して行きたいですね
でわでわ。